2019年のシステムトレード推奨設定結果と2020年の基本スタンスについて

システムトレード(MT4)

今日は2019年12月30日です。
今年も残すところ、あと2日となりました。
みなさん、今年の資産運用の成績はいかがだったでしょうか。

当クラブのfacebookぺージで株式投資の銘柄と購入・利益確定のタイミングなどは、それなりに良い成績をおさめることができました。

一方、MT4を活用したシステムトレードの方は、為替相場の動きが大人しくなり、それに加えてオーストラリア経済の低迷が続き、メイン通貨である豪ドル安が進行したことで、まったく利益が上がってくれないような一年でした。

今年、当初の記事を振り返ってみると、AUDCHFが0.696程度まで下がった相場を「年初の相場クラッシュ」と言っていましたが、今年の夏は普通に0.655台まで突入しましたし、0.675以上まで回復したのは、つい先日のことです。

つまり今年は、一年中、AUDCHF相場がクラッシュ状態にあった異常な年、と言って良さそうですが、そんな異常な年の成績を確認したいと思います。

2019年のシステムトレード成績

本日、2019年12月30日のMT4の画面(30分足)がこちらです。

口座の残高:1,498,014円(一番左)
含み損益:▲756,691円(一番右)
有効証拠金:741,323円(一番左から2番目)

となり、2019年末に全決裁を実行した場合に口座に残るお金は、741,323円ということになりました。

う~ん、今年も成績がよろしくないですね~

昨年、2018年末の数字を確認してみると、
口座残高:1,286,015円
含み損益:▲538,273円
有効証拠金:747,292円
という成績でした。

2018年末の振り返りとほぼ同じ状況になっていまして、「口座残高は増えているが、含み損が大きく、利益が伸ばせていない状況」が2年連続で続いていることになります。

こちらの検証用口座では、2017年より口座入金額60万円から始めていますので、約14万円程度の利益が乗っていますが、2018年末から全く利益額が変わらないという低調な成績でした。

相場が低調ながらも、着実に取引は実行されているので、口座残高もゆっくりと増加しているため、レバレッジに対する安心度は右肩あがりとなっているのがせめてもの救いですし、ここからは上昇するだけの底値圏にあるという点も着目すべき事項だと思っています。

上のチャートはAUDCHFの月足チャートです。

現在がいかに底値圏にあるか、が理解できるチャートではありますが、もう一日でも早く、ここから半分ぐらいは利益確定できるレベルまで相場が上昇して欲しいものです。

ここまでの底値圏であっても、着実に取引を重ねることで残高を増やし、日々、安心度を向上させつつ、相場の上昇を虎視眈々と狙っている、と思って、長い目でシステムトレードを見守って頂ければと思います。

2020年の推奨設定

去年とほぼ同じ状況にありますので、2020年の推奨設定も取引量を増やしたり、発注の値幅を狭めたり、といった変更は加えません。
従来の推奨設定を維持しつつ、相場の上昇を待つことにしたいと思いますが、随分と上値圏に保有ポジションが多いですから、大きく豪ドルが上昇した時のことも考えて、最大値を0.75までに抑えておくことにしましょう。

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証拠金:149万円(含み損76万円あり)
EA:Bull
通貨ペア:AUD/CHF
通貨量:0.03lots(3,000通貨)
トレンド機能:オン
トラップ幅:15PIPS
利益幅:25PIPS
最大値:0.75
最小値:0.6
その他初期値のまま
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今年は、年の途中でUSDCHFのチャレンジトレードも示唆致しました。
現在は、 豪ドルよりも米ドルの金利が高く、米国大統領の再選選挙などもあるので、相場が元気に動きそうなので、資金に余裕のある方は、USDCHFのトレードにチャレンジしてもいいかもしれません。

USDCHFにチャレンジされる方には、概ね以下のような設定を基本として、証拠金の金額により、取引量を変更すればいいと思います。

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証拠金:100万円
EA:Bull
通貨ペア:USD/CHF
通貨量:0.02lots(2,000通貨)
トレンド機能:オン
トラップ幅:15PIPS
利益幅:25PIPS
最大値:1.00
最小値:0.75
その他初期値のまま
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チャレンジする場合、追加口座で新規に実施するのが一番だと思いますが、推奨設定で運用している口座のAUDCHFが決裁待ちのポジションばかりという状況でもあります。
現在のAUDCHFでのEAを停止させて、100万円の追加入金をした上で、今年はUSDCHFの運用のみを実施してみる、という応用編もありです。

ただし、同一口座でAUDCHFの相場の振れとUSDCHFの相場の振れを受け止める、ということになりますので、口座の状況を自分でいつでも把握できて、追加入金なども柔軟に対応できる方のみが対象だと思ってください。

基本は1口座1通貨ペアの取引きがベストです。

引き続き、地味な成績となろうとも、相場に残り、勝ち続けていくことを主眼においていきましょう。

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