さて昨日の「その1」に引き続き、推奨銘柄の利益確定などについてです。
と、その前に一定の株価上昇があり、利益確定と株主優待目的の単元株保有を推奨した銘柄についてです。
購入価格から含み損になっている「三機サービス」などもありますが、株式分割を経て株数が2倍となり保有株価総額ベースでほぼ倍額になっている「システム情報」や「システムリサーチ」、20%超の株価上昇となっている「サイゼリア」など、概ね良好な結果となっています。
いずれも現在の株数のまま保有していてもいいのですが、すでに単元株(100株)だけ保有しておけばクオカードなどの株主優待が得られるものばかりですので、残りの株式については利益確定をしてはいかがでしょうか。
facebook推奨銘柄の利益確定について(その2)
では、本題のfacebook推奨銘柄の利益確定(その2)です。
神戸物産
神戸物産については、2019年の年初推奨銘柄としてアップしました。
購入価格は3,500円程度で購入できていたはずで、株価が5,000円を超えてきたところで、保有数3分の1の利益確定を推奨しています。
その後、1:2の株式分割を経て株数は2倍となった上で、現在の株価は3,155円ですから、ほぼ倍になっています。
神戸物産も現在の保有数の半分を利益確定し、残りは朝日インテックやインフォコムのように恩株として保有する形でどうでしょうか。
アドソル日進
アドソル日進については、株価1,700円を割り込んだところで購入推奨し、株価2,000円を目標価格として継続保有と判断していました。
現在のアドソル日進の株価は2,400円となっており目標株価2,000円に到達済みとなっています。
第1四半期の決算内容は良好で、11月中に発表となる第2四半期決算の内容も期待できるものだと考えていますが、一旦、株主優待獲得分(200株)だけは残して利益確定しておくのもいいと考えます。
仮に第2四半期決算を跨いで保有する場合、よくある「決算は良好なのになぜか株価が暴落する」という状況を迎えたとしても、慌てて売却することなく、しっかりとホールドしておいて、利益が乗ったところで利益確定してください。
京三製作所
京三製作所については、配当利回りが4%超となったタイミングで買い推奨しており、購入価格は360円になっているはずです。
4月初旬に株価400円台になった時点で、一部利益確定してもよろしいのでは?というコメントも入れましたが(実際に管理人は2万5000株のうち5000株を利確)、多くは保有されていると思います。
先週の終値こそ株価500円を割り込みましたが、先週は概ね、日々、株価500円超が続いておりました。
株価500円を超えたあたりで約40%程度の株価上昇分を得ることができますので、京三製作所については、一旦、利益確定しておくべきだと判断します。
ヘルスケア&メディカル投資法人
ヘルスケア&メディカル投資法人については、配当利回りが6%超になっていた株価112,200円での買い推奨でした。
現在の株価は141,000円と約25%超の株価上昇となり、利回りも4.58%となっていますが、ヘルスケア&メディカル投資法人は配当目的の長期保有銘柄として推奨しましたので、このまま保有継続で配当をしっかり獲得していくことにしましょう。
ただし、仮に配当利回りが4%を切るようになるほどの株価上昇があったとしたならば、その際は一旦、保有株の半数程度の利益確定を検討してもいいと思います。
太陽工機
太陽工機については、株価1,300円での打診買いの後、株価1,400円程度の配当利回り3.5%超程度のとこで買い推奨を致しました。
買い推奨時にも記載したとおり、「BtoB事業なので爆発的な成長はないと考えますが、実直に数字を残せる小型株」というスタンスは変わりません。
ただし、 先週になってやっと株価が1,500円を超えて含み益が出てきたという状況ですので、株価1,400円でエントリーしていた場合、購入から先々週までは含み損になっていました。
前々回の記事でも「株価1,513円となってきているのでGW前に利益確定もありだし、握力強くホールドもあり」と記載しましたが、太陽工機は株主優待もありませんので、利益が乗るまで株主優待を楽しむ、という手法もとれません。
GW以降も株価はパッとしていませんので、ほぼ利益がないような状態かもしれませんが、 ここは一旦、 売却してキャッシュ化しておきましょう。
ケネディクス商業リート投資法人
ケネディクス商業リート投資法人は先日の公募(PO)があった際に、「利回りは4.5%程度の格付けも素晴らしいREIT」として購入申込みを推奨しました。
公募価格は282,847円で、すぐに株価300,000円を超えてくるような状況となり、先週の終値は294,500円となっていました。
利益確定もいいのですが、ここも基本的にはヘルスケア&メディカル投資法人と同様、配当目的の長期保有銘柄でいいと考えています。
今後の投資戦略
以上を踏まえて、
- 継続保有の「エスティック」と新規購入の「手間いらず」が投資銘柄
- 「ヘルスケア&メディカル投資法人」と「ケネディクス商業リート投資法人」は配当目的の長期保有
- 他は株主優待獲得用として最低限のホールド分を維持
- 恩株として「朝日インテック」と「インフォコム」「神戸物産」の保有分
- 利益確定による新規購入用の資金は潤沢
という状況になっていると思います。
今後の投資戦略としては、投資2銘柄の推移を見守りつつ、厚めのキャッシュを活かせる銘柄をタイミングよく購入するスタンスとします。
すでに第2四半期決算が良好な内容だった「システムリサーチ」とこれから決算発表をする「アドソル日進」の内容を踏まえて、この2銘柄はあらためて投資銘柄として再投資を検討してもいいかもしれません。
また、バルーンカテーテルなど医療用の極細ステンレスワイヤーロープの製造など、参入障壁が高く、医療に必須な製品のトップメーカーである「朝日インテック」も再投資銘柄として検討してみるつもりです。
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