決算跨ぎが成功してパフォーマンスは極めて良好

日本株投資

こんにちは、にしのです。
米国の大きなイベントを2つ、消化しましたね。
FOMCのパウエルさん声明と雇用統計ですけど、パウエルさんの方は市場の期待どおりという訳ではなかったものの、ある程度は想定の範囲内。
どちらかというと雇用統計の方が、想定よりも随分良い結果だったみたいで、各企業の決算内容も良くて、終わってみればS&P500は最高値を更新、という先週でした。

米国も好調ですけど、日本市場も心配するほど堅調

日本市場は、というと、先週末の日経平均の終値は36,158.02円と36,000円台をキッチリとキープ。
アメリカの商用不動産に賭けたあおぞら銀行が賭けに大負けして15年ぶりに赤字転落、なんていうこともありましたが、まさに絶好調な2024年最初の月を不安なくしっかりとこなしたということです。

植田総裁は市場との会話能力に長けてきたなんて海外の記事もあったようですが、日本のマイナス金利解除も新年度の4月ぐらいには実施しそう、という想定もあったようで、銀行株あたりは堅調でしたね。

日本の各企業の決算内も、特に海外で稼いでいる企業には円安効果が相まって、良好な決算を発表するところが多く、先週末のパウエルさんの声明を受けて円安も安定的になっていることもあって、来週の決算発表ではいい結果が多いんでしょう。

主力のスクリーンと準主力のFPGの決算跨ぎをした理由

先週、1月31日は、主力銘柄に昇格したスクリーンと、もともと準主力銘柄だったFPGの決算発表日でした。

スクリーンの決算については、1月24日に発表された半導体銘柄であるディスコの内容がよくなかった(連結経常利益は前年同期比5.6%減、通期の業績予想は連結経常利益が前期比2.9%減)というのもあって、ちょっと心配していたんですが、もともとPER20倍台で半導体銘柄では割安だという認識を持っているので、短期で大幅下落になってもいずれ上昇するからいいだろう、と判断していました。

FPGの方は、前回の決算も好調でしたし、米国や日本の株式市場が堅調なことや日本の不動産価格も高値安定、新たにプライベートジェット事業を開始するなど、ポジティブなニュースが多かった点と新NISAで注目されている東証プライムの高利回り銘柄であることなども踏まえて、スクリーンと同じく決算後に下落してもいずれは上昇に転じるだろうという判断をしました。

スクリーンとFPGの決算内容と決算跨ぎ後の株価

そして迎えた1月31日の午後15時過ぎ。

スクリーンの決算

スクリーンの決算は、第3四半期累計の連結経常利益が前年同期比13.1%増の646億円、通期の同利益を従来予想の860億円から885億円に2.9%上方修正して、3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしたという内容。
さらにさらに、業績好調に伴い年間配当を従来計画の274円から286円に増額修正もありました。

24年3月期第3四半期だけでなく、通期決算の上方修正もあわせて、増収、増益、増配と3拍子揃った最高の決算でした。

FPGの決算

FPGの決算は、第1四半期の連結経常利益が前年同期比21.9%増の85.9億円に伸び、上期計画の95億円に対する進捗率は90.5%に達して、もう完全に上期の計画達成は確実となった内容。
売上も前年同期比40.1%増なので、販売活動が極めて順調に進んでいることも確認できました。

決算跨ぎ後の株価の行方は

両社とも素晴らしい内容の決算だったので、まずは一安心しましたが、スクリーンは31日夜の米国でのAMDの大幅下落など半導体銘柄に黄色信号が灯ったこと、どんな決算内容でもとりあえず材料出尽くしで株価が下げてくること、などもあるので、若干の心配はありました。

増収、増益、増配と三拍子揃ったスクリーンは、まあ米国の状況が今一つであっても、さすがに株価はしっかりと上昇して高値更新。(とはいえ、思ったほど跳ねた株価にはならなかったですが)
FPGの方も、しっかりとポジティブに株価が反応してくれて、窓を開ける形で高値更新してくれました。

主力銘柄と準主力銘柄が二つとも決算を跨いで大成功したって、もしかしたら初めての経験かもしれません。それなりに自分で熟考した上での決算跨ぎと結果でしたが、あくまでもラッキーだったということなのは間違いありません。
ラッキーだったということを肝に銘じて、これからも安易に決算跨ぎをすることのないように気をつけるつもりです。

スクリーンの好決算と三菱UFJの利益確定

スクリーンの好決算を受けて、現物で保有している株はもちろんですが、全力二階建ての建玉もそのまま維持の方針です。逆に建玉のうち買値が安いもの(11,000円台)はできるだけ現物化しておきたいと考えました。
やっぱり、安心の決算内容だったとはいえ、スクリーンは全力二階建てですからね。

そんな中、保有している銘柄の株価とPER、配当利回りなんかを眺めていると、三菱UFJが結構な高値になっていて買値から40%以上上昇、配当利回りも3%を割っている、といった状況だったので、持ち株全てを利確しました。

三菱UFJを売却したので買値が安いスクリーンを全て現物化して、全力二階建てには変わりませんが、安心度はかなり上昇しました。霞が関キャピタルからスクリーンに主力チェンジした記事の時にも書きましたが、あとはどこまで乗っていくか、ですね。

FPGの方は、高利回り銘柄ということもあって、あまり株価の変動があってもブレることなくホールドできそうなんではあるんですけどね。

どちらにしても、両社とも次の決算内容も良さそうな感じはするので、相場によほど大きな変化がない限り、しっかりと保有していこうと思ってます。

赤いブタさん

冒頭の画像は、表参道の裏あたりで見つけた赤いブタさんのオブジェ。
なんか気になったのと、いい感じだな~、と思ってパチリと撮っておきました。

まあ、特になんかの意味があるわけじゃないだろう、と思いつつ「赤いブタ 意味」で検索してみると、

”赤い豚は「幸が増える」という意味です。豚は多産で増えるという意味があり、赤は幸せの色なので縁起が良いとされています。”

との結果が出ました。
どうなんだろ?ここまで考えての赤いブタさんのオブジェなのかどうなのか。
いずれにしても、お店には大きくのお客さんと幸運を運んできてくれるブタさんっぽいですよね。

ん?もしかして、この赤いブタさんが決算跨ぎを成功させてくれたのかも!?

コメント

タイトルとURLをコピーしました