半導体関連にスイッチが奏功

日本株投資

こんにちは。
強い日本株相場が続いてますね~

海外、特に中国の人が自国の株式相場の大幅下落に嫌気をさして、日本株ETFの買いになだれ込んでるらしいです。
もともと、少し前から議論されていた東証のPBR1倍以下対策の企業への要請施策企業の賃上げ動向を踏まえて、海外の投資家が日本株を買ってきていたところへ、この大幅上昇ですからね。

「カップ・ウィズ・ハンドル」形成で大幅上昇へ

巷の噂では外国人の大好きなチャート「カップ・ウィズ・ハンドル」が長期で形成しているからだ、っていうのもありますね。

これですよね、カップ・ウィズ・ハンドルのチャートパターン。

このチャートパターンは、著名な投資家オニールの成長株発掘法にも記載されているパターンで、海外では超有名かつ外人大好きパターンだそうです。
海外から見ると、日経平均は超長期のチャートパターンでカップ・ウィズ・ハンドルを形成中ってことです。

左の山が、最初のカップの縁、俗にいう「バブル期最高値」でしょう。
そして、今はもう一つのカップの縁を形成している最中でしょうけど、先週末は日経平均36,000円をザラ場で記録していますから、もうすでに形成済みっていう解釈もあるんでしょう。

日本株は海外から見たら材料タップリの割安株の塊

よくよく考えてみると海外から見たら日本株にポジティブになるには材料がタップリです。

1.長期で大好きなチャートパターンを形成中
2.ドルから見たら円の日本株は超割安のお買い得株
3.東証からのPBR改善施策の企業名公表で成績を気にするサラリーマン社長ばかりの日本企業は、やっと貯め込んだキャッシュを有効活用しそう(どうせ能無しだから、自社株買いするんじゃね?的な)
4.企業の値上げと賃上げによって、やっとデフレから抜け出して正常運転に戻る出遅れ先進国
5.中国経済に希望が持てずアジア圏でのポートフォリオを考えると西側先進国の日本がベスト

ってことなんでしょう。

今後の経済的かつ技術的な覇権争いのカギは半導体じゃないですか?

チャートパターンやデフレからの脱却という経済的正常運転に戻りそうな先進国っていうのが大きな要因だとは思いますけど、やっぱり中国と米国の覇権争いにおける立ち位置の重要性、っていうのも、なんだかありそうな気がします。

現在の産業技術にはコンピュータは不可欠な存在で、その頭脳の基となる半導体は今後の経済的かつ技術的な世界覇権のカギのひとつだと私は考えています。
そして、その半導体製造体制は、米国が台湾に日本を取り込んで米台日で一大量産体制を構築しているように見えるわけです。

話題の生成AIは21世紀の産業革命のキーになりそうな技術です。
そして生成AIが研究開発レベルではなく、コンシューマレベルでの活用技術として提供された今、サーバー、データセンター、ソフトウェア、NW機器、PC端末なども想定以上の大量消費を含めた大変革がテック企業に起きることは間違いないと思ってます。
もしかするとテックに必要な電力や空調をつかさどる企業群にも大きな変化が起きるかもしれません。

そんなテック企業での大変革の基となるのは半導体のはずです。
逆に考えれば半導体製造に必須となる技術を持っている企業には海外投資家も注目しているはずです。

東京エレクトロンのFact Book

そんな風に考えていたところで眺めていたのが東京エレクトロンのHPにあるFact Bookです。

そして、その中で見つけた1ページがこちらです。

2022年の半導体製造装置メーカーの世界トップ10です。

もう半導体に着目して投資をしようとするなら、この世界トップ10の企業に投資すればいいわけです。そして、この中にいる日本企業は「東京エレクトロン」「アドバンテスト」「スクリーン」「コクサイ・エレクトリック」ってことですよ。

半導体関連銘柄としてメイン投資先に選んだ企業

ここには、あの有名な「レーザーテック」は入っていませんが、レーザーテックは半導体の検査装置で世界唯一の企業でしたよね。

東京エレクトロン、アドバンテスト、スクリーン、コクサイ・エレクトリックから、どこを選抜しようかと株価や業績を見ていたところ、スクリーンがPER20倍以下と出遅れ感たっぷりでした。

もともと、スクリーンは保有株のひとつではあったんですが、霞が関キャピタルが昨年後半からのメイン投資先だったので、霞が関キャピタルを利確した直後にスクリーンの買い増しをしました。

買い値も11,222円という、なんかゴロのいい感じの価格で買い増しできましたし、ここのところの半導体関連銘柄の大幅上昇を受けてスクリーンは高値更新をしてくれています。

霞が関キャピタルも決算発表後に10,000円台に戻ってきましたので、そのままホールドでも結果は良かったんだと思いますが、リスクのある決算跨ぎをしなかったこと、半導体関連の本命としてスクリーンに切り替えができたことを考えると結果的に大正解だったようです。

あとは、どこまで乗っていくか、です。
そこはちょっと悩ましいっすね~

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